残り12秒で5点差逆転 劇勝ウィザーズを現地メディア称賛「彼らは無駄にしなかった」
米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、八村塁が所属するウィザーズが149-146でネッツに勝利し、連敗を4で止めた。第4クォーター(Q)残り12秒から5点差を大逆転。イースタン・カンファレンス最下位に沈むチームが掴んだ勝利に、地元メディアは「彼らは機会を無駄にしなかった」「ラスはラスらしいことを成した」などと称賛を送っている。
ネッツ戦で5点差を残り12秒から逆転
米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、八村塁が所属するウィザーズが149-146でネッツに勝利し、連敗を4で止めた。第4クォーター(Q)残り12秒から5点差を大逆転。イースタン・カンファレンス最下位に沈むチームが掴んだ勝利に、地元メディアは「彼らは機会を無駄にしなかった」「ラスはラスらしいことを成した」などと称賛を送っている。
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ギリギリで試合をひっくり返した。第4Q残り12秒。141-146で5点ビハインドのウィザーズは、ビールがリング正面から3ポイントシュート。見事決まり、攻守が切り替わる。すると、ネッツのリスタートで生まれた隙をマシューズがついた。エンドラインから出たパスをスティール。ボールが渡ったウェストブルックが3ポイントシュートを決め、147-146と逆転した。
劇的な勝利を手にしたウィザーズは連敗を4でストップ。八村も終盤に3ポイントシュートを決めるなど、9得点、5リバウンド、2アシストと貢献した。地元放送局「NBCスポーツ・ワシントン」は「ウィザーズが7秒間に6点を決め、デュラントとネッツを倒す」との見出しを打った記事で内容を伝えている。
スター選手のケビン・デュラント擁するネッツはイースタン・カンファレンス2位。「ネッツは試合を通じてコントロールし、ウィザーズは逆転射程圏内をキープするために懸命だった」と記事では試合展開について触れ、「ワシントンがチャンスを得るのに最後の数秒までかかったが、その機会を得ると、彼らは無駄にしなかった。これで今季4勝目、その半分をブルックリンから挙げている」と記載している。
また、同メディアのチェイス・ヒューズ記者は自身のツイッターを更新。「今夜の最重要点はこれ:ウィザーズは選手が戻ってきて、ラスはラスらしいことを成し、良いチームに勝ったということ。これで我々は、彼ら(ウィザーズ)が何をできるのか知った。もはや落ち込んでいることは許されない」とつづった。
八村らが新型コロナウイルスの感染防止規定の対象となったこともあり、先月は6試合が延期に。主力を欠いて戦わざるを得ない試合もあり、ここまで4勝12敗と波に乗れていないチームだが、ここからの浮上が期待されている。
(THE ANSWER編集部)