[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

池江璃花子、400mリレーで東京五輪出場の可能性に米専門誌注目「あと1秒削る努力を」

競泳の北島康介杯第2日が23日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、白血病から復帰3戦目の池江璃花子(ルネサンス)が100メートル自由形で日本選手権(4月3~10日)の参加標準記録を突破した。東京五輪代表選考会を兼ねたレースに出場可能に。米専門誌は「あと1秒を削る努力が必要」と注目している。

池江璃花子【写真:AP】
池江璃花子【写真:AP】

23日100メートル自由形で55秒35、米専門誌「54秒42を切れば…」

 競泳の北島康介杯第2日が23日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、白血病から復帰3戦目の池江璃花子(ルネサンス)が100メートル自由形で日本選手権(4月3~10日)の参加標準記録を突破した。東京五輪代表選考会を兼ねたレースに出場可能に。米専門誌は「あと1秒を削る努力が必要」と注目している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 池江は予選で56秒16、決勝で55秒35の4位に入った。日本選手権の参加標準記録56秒53を突破。米水泳専門誌「スイムスワム」は「100メートル自由形に出場したリカコ・イケエを見よ」の見出しで記事を掲載し「白血病から戻ってきた日本のリカコ・イケエが2021年最初のレースに参戦した」と注目している。さらにこう続けている。

「19年2月に白血病の診断をされてから、イケエにとって初めての100メートルのレースだった。昨年後半から徐々にレースに参戦したが、彼女の気持ちと体を徐々にプールに順応させるため、参戦したのは全て50メートルのレースだった」

 復帰した池江は24年パリ五輪を目標にしてきたが、東京五輪が1年延期に。日本選手権の出場権を手にした20歳に同誌は「女子4×100メートルリレーに参加するためには、最低でも個人レースで54秒42を切っていないと五輪のロースターには入れない。それを考慮すると、イケエは今日の結果から約1秒を削る努力をしないといけない」とつづっている。

 個人種目で五輪出場権を得るためには、日本水泳連盟の派遣標準記録53秒31を切り、上位2人に入る必要がある。一方、400メートルリレーは54秒42だ。同誌はリレーでの東京五輪出場に焦点を当てているようだ。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集