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チェン、貫禄322.28点で全米V5 バトン以来の偉業に海外「ミスはあったが無敵だった」

フィギュアスケートの全米選手権は17日(日本時間18日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だったネイサン・チェンが208.36点をマーク。合計322.28点を記録し、大会5連覇を達成した。フリーでは4回転ジャンプを5本中4本成功。五輪連覇の伝説的名手ディック・バトン以来、71年ぶりのV5に海外メディアは「ミスがあったものの、無敵だった」などと評価している。

全米選手権5連覇を達成したネイサン・チェン【写真:AP】
全米選手権5連覇を達成したネイサン・チェン【写真:AP】

4回転ジャンプを5本中4本成功、五輪連覇の伝説バトン以来の5連覇達成

 フィギュアスケートの全米選手権は17日(日本時間18日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位だったネイサン・チェンが208.36点をマーク。合計322.28点を記録し、大会5連覇を達成した。フリーでは4回転ジャンプを5本中4本成功。五輪連覇の伝説的名手ディック・バトン以来、71年ぶりのV5に海外メディアは「ミスがあったものの、無敵だった」などと評価している。

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 歴史的快挙だ。黒い衣装でフリーに臨んだチェン。冒頭の4回転ルッツでは着氷で手をつくが、その後は4回転フリップ―3回転トウループの連続ジャンプ、4回転サルコーなどを次々と成功。計4本の4回転ジャンプを決め、貫禄の300点超えを果たした。

 チェンはこの優勝でバトン以来、71年ぶりの5連覇を達成。バトンと言えば、羽生結弦が平昌五輪で66年ぶりに達成した五輪連覇を最後に記録していたレジェンド。1952年まで7連覇した往年の名手以来となる記録となった。

 米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は、「ネイサン・チェンが5度目の米国選手権制覇」との見出しで記事を掲載。「チェンは日曜のフリーで綺麗な4回転を決め、5年連続で全米選手権を制覇した。五輪で2度優勝したディック・バトン以来の5年連続優勝した米国人になった」と偉業を報道している。

 またAP通信は「フリー冒頭でミスがあったものの、ネイサン・チェンは無敵だった。全米選手権で5連覇を成し遂げた」「彼はしなやかな振り付けとスピンで322.28点を記録。彼に並ぶ者はどこにもいなかった」と称賛している。

(THE ANSWER編集部)

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