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25歳ゴールド、来季も「絶対に」現役続行 うつ病、摂食障害など克服した元全米女王

フィギュアスケートのソチ五輪団体銅メダリスト、グレイシー・ゴールド(米国)が来季も現役続行することを明らかにした。過去にうつ病、摂食障害などを克服した元全米女王は14日(日本時間15日)に行われた全米選手権のショートプログラム(SP)で12位となった後、来季について「絶対に」と現役続行への意欲を語った。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」が報じている。

グレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】
グレイシー・ゴールド【写真:Getty Images】

全米選手権SPの演技後に言及「最終的にどれだけ自分が進歩したか楽しみたい」

 フィギュアスケートのソチ五輪団体銅メダリスト、グレイシー・ゴールド(米国)が来季も現役続行することを明らかにした。過去にうつ病、摂食障害などを克服した元全米女王は14日(日本時間15日)に行われた全米選手権のショートプログラム(SP)で12位となった後、来季について「絶対に」と現役続行への意欲を語った。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」が報じている。

 中盤の3回転フリップで転倒するなど53.88点にとどまり、キス・アンド・クライでは落胆した様子を見せていたゴールド。記事によると「かなり酷かった。他に言うことは特にない」と振り返ったが、冒頭の3回転ルッツ―2回転トウループをこらえて着氷させるなど、収穫があったことも事実だ。

 14年ソチ五輪団体銅メダル獲得に貢献し、全米選手権は14、16年と2度制している25歳。うつ病、不安障害、摂食障害により、17-18年シーズンを全休し、翌シーズンのグランプリ(GP)シリーズのロステレコム杯で復帰。昨季は3年ぶりに全米選手権に出場し、12位となっていた。

 その復活にかける想いは多くのファンの支持を受けている。記事では「彼女は何が起ころうと、『絶対に』来シーズンへ向かうと話した」とし、本人が来季の現役続行を明言したと紹介。その上で「すでに気持ち的には良くなっている」という本人の前向きなコメントも伝えている。

「全ての(難しい)ことがあるけれど、最終的にどれだけ自分が進歩したかを楽しみたい。そして基礎を継続するために、予選でやったよりも良い、長いプログラムを滑りたい。だから、驚くようなことはない。シンプルに、堅実なコンペティションです」。来季は26歳となり、女子選手としてはベテランの域に入る年齢。それでも、ゴールドの情熱はまだ衰えていないようだ。

(THE ANSWER編集部)

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