井岡一翔、米独自PFPで9位 大晦日の田中戦で評価上昇「輝けるキャリアで極上の試合」
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新版を公開した。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は2位に浮上する一方で、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)は9位にランクイン。記事では田中恒成(畑中)とのタイトルマッチについて「輝けるキャリアの中でも極上のパフォーマンスだった」と称賛されている。
米専門メディアのPFPで井岡が9位にランクイン
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は全階級のボクサーを格付けするパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新版を公開した。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は2位に浮上する一方で、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)は9位にランクイン。記事では田中恒成(畑中)とのタイトルマッチについて「輝けるキャリアの中でも極上のパフォーマンスだった」と称賛されている。
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井岡は12月31日、同級1位の田中に8回TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。同メディアは「輝けるキャリアの中でも極上のパフォーマンスだったかもしれない。イオカは2020年最後の日に、若く無敗のタナカを抜け目なく凌駕した」と称賛。4階級制覇を狙った田中に勝利した試合が高く評価され、堂々のランクインを果たした。
2021年に統一戦を切望している井岡だが、同メディアはその行方がキャリアを大きく左右すると見ているようだ。「それはジェルウィン・アンカハスか、フアン・フランシスコ・エストラーダ対ローマン・ゴンサレスの再戦の勝者を意味する。もしも、イオカがまだ未来の殿堂入りファイターでないとするなら、3月の再戦の勝者に勝つことで彼の立場は確固たるものになりそうだ」と記事では分析している。
かつてPFP1位に君臨したWBA同級スーパー王者のゴンサレス(ニカラグア・帝拳)とWBC同級王者エストラーダ(メキシコ)の試合の勝者との統一戦が実現するか、米メディアも注目しているようだ。なお、「ボクシングシーン.com」の最新版PFPは以下の通り。
1位 サウル・アルバレス(メキシコ)
2位 井上尚弥(日本)
3位 エロール・スペンスJr.(米国)
4位 テオフィモ・ロペス(米国)
4位 ホセ・ラミレス(米国)
6位 アンソニー・ジョシュア(英国)
7位 マイリス・ブリエディス(ラトビア)
8位 ジョシュ・テイラー(英国)
9位 井岡一翔(日本)
10位 ジャーメル・チャーロ(米国)
(THE ANSWER編集部)