井岡一翔、日本の“タトゥー論争”に米メディアも注目「リング上の偉業を曇らせた」
ボクシングの世界4階級制覇王者・井岡一翔(Ambition)のタトゥーが試合中に露出したことが話題となっていることに対し、米専門メディア「ボクシングシーン.com」が注目している。「リング上の偉業を曇らせた」などと記事を掲載した。
米専門メディアも報道「大晦日から始まっている」
ボクシングの世界4階級制覇王者・井岡一翔(Ambition)のタトゥーが試合中に露出したことが話題となっていることに対し、米専門メディア「ボクシングシーン.com」が注目している。「リング上の偉業を曇らせた」などと記事を掲載した。
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井岡は昨年大晦日のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦で左腕のタトゥーが露出。田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちしたが、日本ボクシングコミッション(JBC)の規定では「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められているため、処分を受ける可能性が浮上している。
日本で話題となっている中、同メディアはこうつづっている。
「この論争は大晦日の東京で、コウセイ・タナカに8回TKO勝ちを収めたことから始まっているものだが、試合そのものとは関係のないことだ。イオカのルール違反と日本ボクシングコミッションの時代遅れのルールに対しての議論である」
記事ではJBCの規則を説明。関係者を通じて井岡に取材し、発言に触れた上で規則が外国人選手には適用されないことなどを紹介している。さらに「リング上の偉業を曇らせてしまっている」と記述。井岡がタトゥーを隠す措置を施したことを説明した上で「イオカはリング上での素晴らしいパフォーマンスの一方、マーキング(ファンデーションなどで隠すこと)に注意を払うことはできなかった」とした。