4回転アクセル挑戦は「リスク」 チェンが習得に消極的なワケ「採点を考えた時に…」
フィギュアスケートの世界王者ネイサン・チェン(米国)が米専門誌「IFSマガジン」のインタビューで、4回転アクセルについて言及。練習には取り組んでいないとし、「こういう大ジャンプには常にリスクがある」と消極的な姿勢を示している。
米誌のインタビューで大技に言及「常にリスクがある」
フィギュアスケートの世界王者ネイサン・チェン(米国)が米専門誌「IFSマガジン」のインタビューで、4回転アクセルについて言及。練習には取り組んでいないとし、「こういう大ジャンプには常にリスクがある」と消極的な姿勢を示している。
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14日から始まる全米選手権で5連覇を目指すチェン。平昌五輪では5本の4回転ジャンプを跳ぶなど、“4回転の貴公子”としても知られる21歳だが、まだ誰も跳んだことのない4回転アクセルには消極的だという。
練習に取り組んでいるかという問いには「いいえ、していません」と言い、その理由については「こういう大ジャンプには常にリスクがあります。これは時期に依存するものですが、現時点では賢明な判断ではないと思います。怪我をしてしまったら、回復するまでの時間も必要になってきます。絶対にやらなくてはいけないものではないです」と話している。
羽生結弦らは4回転アクセルへの意欲を示しているが、チェンは現状では習得には前向きではないようだ。さらに「それに、採点システムを考えた時にトリプルアクセルより凄い価値のあるものではないです。これができれば凄いクールですが、集中して取り組むべきものではないと考えています。上手く行けば、将来挑戦するかもしれません」とも続けている。
(THE ANSWER編集部)