八村塁は「ウィザーズで最も成長した選手」 米メディアがもう認めた2年目の進化とは
開幕5連敗の船出となった米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズで、2年目の八村塁は1試合平均14.3得点、3.7リバウンド、2.7アシストの活躍で2連勝の巻き返しに貢献。米メディアではルーキーシーズンと比較した「進化」を挙げ、早くも「ウィザーズで最も成長した選手かもしれない」と認めている。
地元放送局「NBCワシントン」が特集「ハチムラはすでに今季大きく成長した」
開幕5連敗の船出となった米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズで、2年目の八村塁は1試合平均14.3得点、3.7リバウンド、2.7アシストの活躍で2連勝の巻き返しに貢献。米メディアではルーキーシーズンと比較した「進化」を挙げ、早くも「ウィザーズで最も成長した選手かもしれない」と認めている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「ルイ・ハチムラはすでに今季大きく成長したように見える」と特集したのは地元放送局「NBCワシントン」だった。
ゴンザガ大を卒業し、昨季ドラフト1巡目9位でウィザーズ入りした八村。ルーキーイヤーは1試合平均13.5得点、6.1リバウンド、1.8アシストという成績を残したが、記事では「ルイ・ハチムラはNBAのコートにルーキーとして足を踏み入れると、すぐさま中堅選手のような安定感とともに2桁スコアラーと化した。まだ2年目は3試合に過ぎないが、彼は成長しているように見える。ウィザーズで最も成長した選手かもしれない」と報じた。
流行性結膜炎で開幕に間に合わなかったが、出場3試合で平均14.3得点とともに、55.6%というフィールドゴール確率の高さと、課題とされた3ポイントの40%という成功率が記事では評価されており、「より力強くなり、自信を深め、より万能になった」と称賛されている。オフの自主トレで筋力アップに成功した八村は体重を4.5キロ増量。「フィジカル面で相手とのミスマッチがより効果的になった」と分析している。
指揮するスコット・ブルックスヘッドコーチ(HC)は「ポイントガードは彼とスイッチした際には逃げられない。ペイントに押し込み、あっという間にスコアを決めてしまう」と話しているという。
守備面でも進化が光る。ネッツ戦では相手のスーパースター、ケビン・デュラントとのマッチアップでフィールドゴール6本中1本、スリーでは5本中1本の成功に抑え込んだ。記事では「守備面でウィザーズはより多くの助けを手にできている。ハチムラはカワイ・レナードと見合うほどの崇高な比較を受けている」と評価している。
相手エースとも渡り合う八村をブルックスHCは評価。「偉大な選手をガードする際に、彼らから敬意を受けるにはチャレンジし、フィジカルにプレーし、できるだけ彼らを苦しめることだ。思うに、ルイは彼らに簡単なプレーをあまりさせなかった。それができた時、自分自身に最大のチャンスを与えることになる」と語ったことが伝えられている。
(THE ANSWER編集部)