[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「井上尚弥らも遥か遠く及ばない」 カネロが“圧倒的PFP1位”の理由を米メディア分析

ボクシングで全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)は海外メディアが独自に選定しているが、その多くで1位に君臨しているのが世界4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)だ。最も権威ある米専門誌「ザ・リング」でも2位のWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の上位に唯一いる最強王者について、米メディアは“圧倒的PFP1位”の理由を分析している。

カネロこと、サウル・アルバレス【写真:Getty Images】
カネロこと、サウル・アルバレス【写真:Getty Images】

ワールドボクシングニュースが特集「カネロ以外を1位にするのは妄想的だ」

 ボクシングで全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)は海外メディアが独自に選定しているが、その多くで1位に君臨しているのが世界4階級制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)だ。最も権威ある米専門誌「ザ・リング」でも2位のWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の上位に唯一いる最強王者について、米メディアは“圧倒的PFP1位”の理由を分析している。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

「オピニオン:カネロ以外の誰かをPFP1位にするのは妄想的だ」との見出しで報じたのは、米専門メディア「ワールドボクシングニュース(WBN)」だった。同メディアも1位にカネロを選出しており、記事では「メキシコ人のレジェンド、カネロ・アルバレスは他を遥かに超越してPFP1位に君臨している。これは単なる事実である」とし、1位は1位でも2位以下に大差があると強調している。

「2019年5月に才能豊かなダニエル・ジェイコブスを破り、11月にはセルゲイ・コバレフを衝撃的なKOで倒した」「それでも足りないようであれば、30歳は世界最高の一人とされたスーパーミドル級のカラム・スミスを完全に圧倒した」と直近3試合の圧倒ぶりを称賛。「当時すでにWBNのPFP王者だったが、カネロは大勝によって自身を成層圏(さらなる高み)へ突入させた」と評価を高めたことを紹介している。

 その上で「ランキングで後に続いている選手たちは、彼には遠く及ばない。遥か遠くだ」と指摘。同メディアでは2位以下にエロール・スペンスJr.(米国)、タイソン・フューリー(英国)、テオフィモ・ロペス(米国)に続き、5位に井上がランクされている。「下につけている5、6人のボクサー、ロペス、スペンスJr.、クロフォード、ナオヤ・イノウエ、パッキャオらは現状ではカネロとは戦えない」と断言した。

 2位以下との差の要因については「4階級覇者の偉業とカネロのパワーには、誰も匹敵しない」「54勝1敗2分けという並外れた履歴書を加えるまでもなく、これだけで1位に相応しい」と類まれな実績と能力を挙げ、「つまりPFPで(カネロ以外の)誰かを1位に持ってくるのは妄想を見ているだけ。ボクシング界の大多数が賛同するだろう」と強調。カネロが“圧倒的PFP1位”である理由を分析していた。

 なお、WBNのPFPトップ10は以下の通り。

1位 サウル・アルバレス(メキシコ)
2位 エロール・スペンスJr.(米国)
3位 タイソン・フューリー(英国)
4位 テオフィモ・ロペス(米国)
5位 井上尚弥(日本)
6位 テレンス・クロフォード(米国)
7位 マニー・パッキャオ(フィリピン)
8位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
9位 井岡一翔(日本)
10位 ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集