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16戦連続1回KOの23歳を“年間最高有望株”と米メディア絶賛「並外れた記録更新中」

米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は2020年の“年間最高プロスペクト(有望株)”としてWBA世界スーパーミドル級6位の23歳エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)を選出した。12月に行われた試合は1回2分40秒TKO勝ち。デビューから16戦連続1回KOという離れ業をやってのけた逸材について「並外れた記録を伸ばしている」などと絶賛している。

16戦連続1回KO勝ちを収めたエドガー・ベルランガ(右)【写真:Mikey Williams/Top Rank via Getty Images.】
16戦連続1回KO勝ちを収めたエドガー・ベルランガ(右)【写真:Mikey Williams/Top Rank via Getty Images.】

デビュー以来1回KOを続けるプエルトリコの23歳ベルランガ

 米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は2020年の“年間最高プロスペクト(有望株)”としてWBA世界スーパーミドル級6位の23歳エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)を選出した。12月に行われた試合は1回2分40秒TKO勝ち。デビューから16戦連続1回KOという離れ業をやってのけた逸材について「並外れた記録を伸ばしている」などと絶賛している。


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 師走のボクシング界に衝撃を走らせた23歳の期待の表れだ。「ボクシングシーン.comのプロスペクト・オブ・ザ・イヤー:エドガー・ベルランガ」と見出しを打った記事では昨年3試合を戦ったベルランガについて「マッチメーカー、トップランクのボブ・アラムは、昨年後半に相手のレベルを徐々に上げていったものの、ベルランガは3人全員を1回でKOし、並外れた記録を伸ばしている」と紹介した。

 なかでも、インパクトを残したのは12月12日に米ラスベガスで行われたウリセス・シエラ(米国)戦の1回2分40秒TKO勝ち。ゴングとともに積極的に攻め、2度のダウンを奪うと最後は滅多打ちを仕掛け、左フックで3度目のダウン。シエラは膝から崩れ落ち、試合を決めた。これでアリ・レイミ(イエメン)の持つ世界記録「21」にあと5に迫る16戦連続1回KO勝ちを演じ、当時の称賛の的になった。

 今回の記事でも改めてシエラ戦について言及。「最近の相手、ウリセス・シエラは12月12日にベルランガと戦うまでKOされたことがなかった。サンディエゴのシエラはカネロ・アルバレスとセルゲイ・コバレフと多くのスパーリングをこなし、少なくとも2回へ持ち込むことを期待されていた」とし、これまでで最も骨っぽい相手で2回以降にもつれ込むことが予測されていたと紹介した。

「しかし、ベルランガはシエラを右ストレート3連打で爆破したと試合開始から1分15秒でダウンを奪った。シエラは起き上がるも、その後ベルランガが2度のダウンを奪い、またもや1回KO勝ちを記録した」と予想を覆す秒殺劇を回顧。「ベルランガが次に、いつ誰と対戦しても目の肥えたボクシングファンは試合を見る術を見つけるだろう」などと今後に向けてもファンの耳目を集めることになると評し、期待を寄せていた。

 陣営によると、今年はさらにステップアップの年とし、22年終盤に4階級制覇王者のサウル・アルバレス(メキシコ)への挑戦を見据えているという。果たして、秒殺KO記録をどこまで伸ばし、世界挑戦の機会はいつ訪れるのか。注目しておいて損はない逸材だ。

(THE ANSWER編集部)




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