「360度」は災いの元!? “幻の超絶ダンク”にファンお叱り「何をしてくれているんだ…」
米プロバスケットボールのNBAで、スーパープレー炸裂と思われた瞬間から一転、凡ミスへと変わる珍場面が発生。実況も「オー、ノー」と嘆くプレーを米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」が動画付きで紹介すると、ファンから「おいおい、何をしてくれているんだ…」「この少年は学ばなければね」と“お叱りの言葉”が寄せられている。
グリズリーズのマクレモアが完全フリーで“魅せる一撃”に挑戦、その結果は…
米プロバスケットボールのNBAで、スーパープレー炸裂と思われた瞬間から一転、凡ミスへと変わる珍場面が発生。実況も「オー、ノー」と嘆くプレーを米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」が動画付きで紹介すると、ファンから「おいおい、何をしてくれているんだ…」「この少年は学ばなければね」と“お叱りの言葉”が寄せられている。
称えられるはずが一転…。そんな悔やまれるプレーを犯してしまったのは、メンフィス・グリズリーズの24歳ベン・マクレモアだ。
8日(日本時間9日)のトロント・ラプターズ戦。グリズリーズが49-36とリードして迎えた第2クォーター、速攻の先陣を切ったマクレモアはスリーポイントライン付近で味方からパスを受け、フィニッシュに向かう。この時点で、目の前には敵が誰もいない“完全フリー”状態だ。ゴール下で力強く両足で踏み切った背番号23は、突如左側を向いたかと思うと、空中でクルッと一回転。360度回転し、再び正面を向いてダンクする「360度ダンク(スリーシックスティ)」で豪快に決めようとした。しかし――。
ゴールに近づきすぎたのが影響したか、右手で直接リングに叩き込もうとしたボールは、付け根の金具に当たって失敗。マクレモアがバランスを崩してゴール下で尻もちをつく一方で、ベンチにいたチームメイトは頭を抱え、苦笑いするしかなかった。ルーズボールは味方が拾ったものの、攻め切れずにグリズリーズはタイムアウトをコール。J.B.ビッカースタッフ・ヘッドコーチは眉間にしわを寄せて厳しい表情を浮かべながら、自らの感情を抑えるように、肩を落としてベンチに戻るマクレモアのお尻をポンと叩いた。