井岡一翔―田中恒成は「なんてファンタスティック」 大晦日の名勝負を英記者絶賛
ボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者の井岡一翔(Ambition)が同級1位の田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。軽量級屈指の実力者同士の名勝負に、英記者も「なんてファンタスティックなファイトなんだ」と絶賛。「イオカと左フックは見逃せない」と田中を沈めたキラーブローを高く評価している。
注目日本人対決に英記者も反応、レフェリーにも言及「ストップは素晴らしかった」
ボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチが31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者の井岡一翔(Ambition)が同級1位の田中恒成(畑中)に8回TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。軽量級屈指の実力者同士の名勝負に、英記者も「なんてファンタスティックなファイトなんだ」と絶賛。「イオカと左フックは見逃せない」と田中を沈めたキラーブローを高く評価している。
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井岡が6歳年下で4階級制覇を目指した田中を撃破した。5回、6回にダウンを奪い、8回に左フックで田中をぐらつかせたところでレフェリーが試合を止めた。戦前の下馬評では田中有利の見方もあったが、貫録の快勝劇に英ラジオ局「トークスポーツ」のアダム・カッターロール記者はツイッターで手放しで絶賛した。
「なんてファンタスティクなファイトなんだ。レフェリーのストップは素晴らしかった。わずか16戦で4階級制覇王者になることはコウセイ・タナカにとって叶わなかった」
8回のレフェリーの仕事ぶりも高く評価し、さらに「5回と6回にダウンし、8回にKOしたが、全て同じショットによるものだった。カズト・イオカと彼の左フックは見逃してはいけない」とキラーブローを絶賛している。
左が冴え渡った井岡はこれで世界戦で17勝目。大晦日も国内では負けなしの8勝目となった。さらなるビッグマッチへと繋がりそうな最高な勝ち方で、井岡が2020年を締めくくった。
(THE ANSWER編集部)