ゴロフキンVSカネロ後継者が実現か 21年ビッグマッチ交渉中と米報道「相手は協力的」
ボクシングのIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、前WBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が対戦交渉中であることが明らかとなった。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
38歳ゴロフキンと24歳ムンギアが激突か、プロモーター「交渉は順調だ」
ボクシングのIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、前WBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)が対戦交渉中であることが明らかとなった。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
38歳のゴロフキンは、12月18日に指名挑戦者カミル・シェルメタ(ポーランド)から4度のダウンを奪い、7回終了TKOで初防衛。過去1敗1分けのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)との3度目の対戦がたびたび噂されてきたが、未だ実現していない。そこで「カネロの後継者」とされるムンギアが対戦候補に挙がっているようだ。
同メディアは「2021年にゴロフキン対ムンギアの試合開催を模索中だとベルトランが語る」の見出しで報道。「ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)」とともにムンギアを共同プロモートする「サンフェル・プロモーションズ」のフェルナンド・ベルトラン氏が、両選手の対戦実現に向けて動いているという。
記事では「ムンギアはゴロフキンとの対戦を熱望していると話している。また彼の共同プロモーターであるゴールデン・ボーイ・プロモーションズも協力的だという」と説明。さらに米スポーツ専門局「ESPN」の内容を引用する形で、ベルトラン氏が「交渉は順調だ。この戦いを開催できるチャンスはあると思っている。今、話し合っている最中だ」と話していると伝えた。
ムンギアは20年1月にミドル級12回戦でゲーリー・オサリバン(アイルランド)に11回KO勝ち。将来の中重量級スターとして期待されてきたメキシカンだ。同10月に24歳となり、36勝(29KO)と無敗を守っている。
同メディアは「ゴロフキンはカネロとの対戦にも目を向けている。しかし、カネロにとってはその可能性は2021年後半までないだろう。2月27日にアヴニ・ユルドゥルムとの防衛戦を行う。そして5月にはWBO王者ビリー・ジョー・サンダースとの対戦が有力視されている」としている。残りのキャリアが長いとは言えないゴロフキン。かつてにPFPキングの今後はどうなるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)