【名珍場面2020】このボールは何!? ダルビッシュのエグい“フロントドア”に米仰天「この投球最高」
2020年も残りわずか。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は米大リーグ・カブスで最多勝に輝いたダルビッシュ有投手。8月、左打者の内角に投じられたキレのいい変化球の動画を米国の名物セレブが公開。ボールゾーンからストライクゾーンに鋭く食い込んだこのボールの球種は何なのか、本人もツイッターで反応するなど注目を集めた。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―8月、内角をえぐった1球の球種が話題に
2020年も残りわずか。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は米大リーグ・カブスで最多勝に輝いたダルビッシュ有投手。8月、左打者の内角に投じられたキレのいい変化球の動画を米国の名物セレブが公開。ボールゾーンからストライクゾーンに鋭く食い込んだこのボールの球種は何なのか、本人もツイッターで反応するなど注目を集めた。
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話題となったのは8月18日(日本時間19日)、ダルビッシュが6回8安打1失点で4勝目を挙げたカージナルス戦だった。初回2死一塁の場面。左打者カーペンターに対し、内角ボールゾーンからストライクゾーンに急激に変化する、いわゆるフロントドアで見逃し三振に切って取った。
90マイル(約145キロ)を計測し、鋭く変化した1球を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏がツイッターで公開。すると現地ファンからは「どうすれば左から右へ変化するんだ」「“残忍”は完璧な表現」「アイ・ラブ・ユウ」「エグい」「この投球最高」などと喝采が上がった。
一方、「ツーシームじゃない? 縦方向への変化がほぼない……」など、この1球の球種を予想するファンも。MLB公式サイトではスプリットと紹介されていた投球。日本のファンがダルビッシュに対して、「このフロントドア気味の球はスプリットですか? ツーシームですか?」とツイッターで問いかけると、本人は「これはチェンジアップです」と回答していた。
ダルビッシュは続くツイートで「昨日のストレート平均が96.1マイル(約155キロ)なので、チェンジアップが90マイルだとまぁまぁ緩急つきます」と説明を加えていた。今季8勝(3敗)で日本人初のMLB最多勝に輝いた34歳。来季の投球にも期待したい。
(THE ANSWER編集部)