上下黒の衣装で新プログラム熱演、SNS上の海外ファン興奮

　フィギュアスケートの全日本選手権が25日、開幕。男子ショートプログラム（SP）で五輪連覇王者・羽生結弦（ANA）は103.53点。2月の四大陸選手権以来、320日ぶりの実戦リンクで見事な演技を披露した。

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　羽生の新たな装いに多くのファンが虜になった。注目の新プログラムは「Let Me Entertain You」。黒にゴールドが散りばめられ、曲調に合わせたロックテイストな衣装に身を包んだ羽生。冒頭の4回転サルコーを着氷。続く4回転―3回転の連続トウループ、最後の3回転アクセルは美しく決めた。そして場内からの拍手を一身に浴び、決めポーズ。胸に手を当て、深くお辞儀を繰り返した。

　今季初戦。プログラムも衣装も、事前情報はなかったが、新たな装いを初めて目の当たりにしたツイッター上の海外ファンからは「完璧な衣装」「ロックスターみたいなコスチュームだ」「ユヅルの衣装は超プリティー」「このコスチュームが似合うのはユヅルだけ」などと称賛が続々。フリーの新プログラム「天と地と」ではどんな姿を見せてくれるのか、国内外から注目が集まっている。