ダルビッシュ、見極め困難な“11球種同時再生”に米大反響「手品」「目が回りそうだ」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は今季、日本人初のMLB最多勝を獲得。実力を示した1年で度々脚光を浴びたのが、多彩な変化球だ。米識者はダルビッシュが投じた11球種の映像を重ね、同時に再生した動画を公開。打者を惑わす様々な変化に、現地ファンからは「誰がこれを打てるんだ?」などと反響が寄せられていたが、「これは手品の域」「目が回りそう(笑)」などと驚きの声はさらに増えている。
ダルビッシュが投じた11球種を同時再生した映像を米識者が公開
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は今季、日本人初のMLB最多勝を獲得。実力を示した1年で度々脚光を浴びたのが、多彩な変化球だ。米識者はダルビッシュが投じた11球種の映像を重ね、同時に再生した動画を公開。打者を惑わす様々な変化に、現地ファンからは「誰がこれを打てるんだ?」などと反響が寄せられていたが、「これは手品の域」「目が回りそう(笑)」などと驚きの声はさらに増えている。
打席で惑わされるのも頷ける映像だ。動画でダルビッシュの指先から同時に投じられているのは、左右に変化したり、逃げるように落ちたりしている11球種だ。球速も96マイル(約155キロ)のフォーシームから、ドロンと縦に割れる68マイル(約109キロ)のスローカーブまで様々。的を絞るのも難しいことが分かる、同時再生の映像となっている。
実際の動画を公開したのは、MLBのアソシエイトプロデューサーを務めるアレックス・ファスト氏。自身のツイッターで「ダルビッシュが2020年に投じた全球種 どうでしょう、ダルビッシュ?」と文面に記して投稿している。
映像に対し、現地ファンからは「誰がこれを打てるんだ?」「いやらしい投球だ」などと反響が寄せられていたが、「これは手品の域」「エグすぎる」「支配しているな」「超凄い」「目が回りそう(笑)」「神様、彼は人間じゃないよ」などとコメントはさらに増えている。
34歳となった今季も凄みを見せたダルビッシュの変化球が、米国で未だに注目されているようだ。なお、動画内で紹介されている球種は下記の通り(スプリームのみ「?」付き)。
・フォーシーム(約155キロ)
・シンカー(約153キロ)
・スプリーム(約150キロ)
・ハードカッター(約146キロ)
・スプリット(約143キロ)
・チェンジアップ(約138キロ)
・ソフトカッター(約138キロ)
・ナックルカーブ(約135キロ)
・スライダー(約132キロ)
・カーブ(約127キロ)
・スローカーブ(約109キロ)
(THE ANSWER編集部)