カシメロ戦を熱望 試合枯れの40歳リゴンドーが闘志「俺にとってもってこいの相手だ」
ボクシングのWBA世界バンタム級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との戦いを熱望している。2月に王座を獲得して以降、試合がない状態が続いている40歳は「俺にとってもってこいの相手なんだ」と語っているという。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
2月にWBA正規王座獲得のリゴンドー、カシメロを「尊敬している」
ボクシングのWBA世界バンタム級正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との戦いを熱望している。2月に王座を獲得して以降、試合がない状態が続いている40歳は「俺にとってもってこいの相手なんだ」と語っているという。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
高いディフェンス技術を誇るリゴンドーは、空位となっていたWBA正規王座を2月に獲得。次戦はカシメロとの試合を希望しているようだ。同メディアは「リゴンドー『カシメロ戦を熱望している。俺にはもってこいだ』」と、40歳のコメントを見出しにとって記事を掲載している。
これまでに、カシメロ陣営もリゴンドー戦をプランとして考えていると海外メディアに報じられていたが、記事によるとリゴンドーは「俺にとって(カシメロは)もってこいの相手なんだ」と話したという。
「ジムが俺の第二の故郷なんだ。呼吸と同じようにトレーニングをやらずにはいられないんだ。いつも自分の体が求めてくる。年間数日しか休まないよ」などと語っているリゴンドー。上位のベルトをWBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(大橋)が持っているが、「彼(カシメロ)はWBOのベルトを持っている。だから彼に勝ってタイトルを統一したいんだ」とカシメロ戦を最優先したい考えのようだ。
カシメロの印象については「彼は王者であり、ベテランの選手だ。俺は彼を尊敬している。でも俺は誰が相手でもリスペクトを持って戦っている」と語り、敬意を口にしながらも特別視はしていない様子。10月には次戦が決まらない状況を嘆き、「誰か手を挙げてくれ」と話したことが伝えられていたリゴンドー。念願の試合は実現するのだろうか。
(THE ANSWER編集部)