[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

宇野昌磨、地元で2位発進! 100点超もラスト転倒に舌出し苦笑い…SP首位はチェン

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)は101.51点で2位発進を決めた。ネイサン・チェン(米国)が103.32点で首位に立った。

GPファイナル男子SP、宇野は最後のジャンプ着氷後に転倒…悔しげに苦笑い

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)は101.51点で2位発進を決めた。ネイサン・チェン(米国)が103.32点で首位に立った。

 地元のリンクで、19歳が躍動した。宇野はリンクに登場すると、大喝采を浴びた。そして、SPプログラム「冬」の調べに合わせ、冒頭の4回転フリップを成功。切れのあるステップを披露し、4回転―3回転のコンビネーションも決めた。しかし、最後の3回転アクセルは右足で着氷したかに見えたが、直後にバランスを崩して転倒。演じ切ると、悔しそうに舌を出して苦笑いを浮かべた。

 それでも、スコアは101.51点。会場からどっとどよめきが起きた。

 GPシリーズ開幕前、宇野は今季のテーマを「攻める」と決めた。「攻めるという気持ちは僕にとって大切なことなんだと、去年1年間を通して改めて気付いた。だからこそ、この1年も『攻める』を通したい」。その思いを初めて地元の名古屋で迎えた今大会も貫いた。
 
 宇野は3度目のGPファイナル出場。初出場の15年バルセロナ大会、16年マルセイユ大会は3位。今季は初戦のスケートカナダで優勝し、フランス杯はインフルエンザを発症して体調不良ながら2位に入り、3年連続のファイナル進出を決めていた。

 5連覇がかかっていた羽生結弦(ANA)が右足首の故障により、出場を断念した今大会。日の丸を背負う唯一の重圧を力に変えながら、宇野は8日のフリーで“3度目の正直”となる初のファイナルの頂を狙う。

<GPファイナル男子SP結果>

1位 103.32点 ネイサン・チェン(米国)
2位 101.51点 宇野昌磨(日本)
3位 99.22点 ミハイル・コリヤダ(ロシア)
4位 89.02点 ジェイソン・ブラウン(米国)
5位 87.77点 セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
6位 86.19点 アダム・リッポン(米国)

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集