世界女王メドベージェワ、“魂のスピーチ”全文「私にも同じチャンスをください!」
“無所属”での参加か、不参加か…世界女王が下す決断に世界中が注目
ロシアは2011年から4年間、国家ぐるみのドーピングを行い、30競技で1000人以上のアスリートが手を染めていたと報じられている。14年のソチ五輪に参加したロシア選手団の25人は五輪参加資格を剥奪された。
メドベージェワは、ロシアのアスリートたちの想いと祖国愛を熱弁した。しかしその後、IOCからロシアに対して平昌五輪の参加禁止処分を科すことが発表され、銀盤の妖精の願いは叶わなかった。
IOCの決定を受けては「まだ時期尚早」と出場の明言は避けたが、世界女王不在となれば、フィギュア界が追うダメージは計り知れない。“無所属”での参加か、不参加か――。メドベージェワは今後、大きな選択を迫られることになる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer