【名珍場面2017】ナダル、敗戦後の“20秒の直立”に称賛の嵐「本物の紳士」「断トツの品格」
ファンにサインも…まさかの行動に称賛の嵐「最も品格のある選手」「だから彼を愛している」
スタンドに自ら歩み寄り、そして、子供たちに丁寧にサインに応じたのだ。世界のトップ選手としての立ち位置を理解しているからだろう。こうして、ナダルは「4回戦敗退」という結果とともに、聖地を後にした。ナダルの示した一連のスポーツマンシップを、ウィンブルドンの公式ツイッターも動画付きで紹介した。
敗北の中にも品格。巨大な激闘の後にも、ラファエル・ナダルは対戦相手のジレ・ミュラーとともにコートを去るために待った」と称賛し、全仏オープン優勝10度というテニス史にその名を刻むレジェンドというだけでなく、スポーツ界屈指の紳士としても知られているナダルのジェスチャーを紹介した。ナダルの行動を見たファンからも称賛の声が巻き起こった。
「ラファエル・ナダルは最も品格のある選手だ。ダントツだ」
「この男を尊敬しなければいけない。スポーツマンシップだ」
「彼を愛さなければいけない」
「これはすごい。彼はなんて謙虚なんだ」
「最後にサインもするなんて… 本物の紳士だ」
「だからこそ、私はこの選手を愛している。一切、苛立ちを見せなかった。純粋な気品だ」
ウィンブルドンこそ4回戦で姿を消したナダルだが、8月の全米オープンを制し、グランドスラム2冠を達成。世界ランク1位でシーズンを終え、故障から復活を印象付けた。その裏では実力のみならず、気高い振る舞いも輝いていた。