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日大アメフト、3年ぶり甲子園ボウル 騒動後就任の指揮官「よく帰って来られたなと」

アメリカンフットボールの関東大学1部上位リーグ(L)「TOP8」は29日、都内のアミノバイタルフィールドで優勝決定戦が行われ、悪質反則問題から復帰した日大が桜美林大を38-14で下し、3年ぶり35度目の甲子園ボウル(12月13日、甲子園球場)出場を決めた。学生日本一をかけて関学大と対戦する。

四年生との集合写真に収まる橋詰功監督(中央)【写真:荒川祐史】
四年生との集合写真に収まる橋詰功監督(中央)【写真:荒川祐史】

2018年7月に就任の橋詰監督「とりあえずスタート地点に来てよかった」

 アメリカンフットボールの関東大学1部上位リーグ(L)「TOP8」は29日、都内のアミノバイタルフィールドで優勝決定戦が行われ、悪質反則問題から復帰した日大が桜美林大を38-14で下し、3年ぶり35度目の甲子園ボウル(12月13日、甲子園球場)出場を決めた。学生日本一をかけて関学大と対戦する。

 2018年5月の関学大との定期戦で、当時3年生のディフェンスライン選手による悪質タックルが起きた。当時の監督とコーチは関東学生アメフト連盟から除名処分を下され、チームも同年度の公式戦出場停止処分に。試合ができない中、立命大OBの橋詰功氏が新監督に就任した。出場停止処分が明けた昨年度は1部下位L「BIG8」を戦い、2年ぶりに1部上位L復帰を決めていた。

 騒動後の18年7月に監督に就任し、チームを立て直した橋詰功監督は「フェニックスとしてスタート地点に戻ってきた。やっと戻って来られた。よく帰って来られたなと。キャプテンもエースQBが怪我でいない中、逆境に強いチーム。私としてはやっぱりほっとした。フェニックスというチームを預かってここまで来るのは義務。とりあえずスタート地点に来てよかった」と振り返っていた。

(THE ANSWER編集部)

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