鳴門市の子供にトレーニング指導 久保建英の恩師が感じる成長「心からの喜びです」
2018年から幅広い年代を指導「成果を実感しています」
木場氏は2年前から鳴門市全体の健康向上とパフォーマンスアップに貢献している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年はこれまでインターネットを活用して、幼少期の子供やお年寄りなど幅広い年代を指導。そして、鳴門市の高校生などに対する遠隔指導にも力を入れている。
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「3年間の取り組みで成果を実感しています。幼稚園児の立ち幅跳びやバランス能力がアップしたというエビデンスが取れています。指導した鳴門市内の高校生が部活で成績を伸ばしているのも、心からの喜びです。指導した子供から日本を代表するような選手が出てくれば嬉しい。今後とも鳴門市の健康に貢献していきたいですね」
昨年度のインターハイでは前年は出場していない鳴門渦潮高女子サッカー部が3位に躍進。全日本高校女子選手権でも前回大会の初戦敗退から一転、ベスト8に進出した。サッカー部のみならず、陸上部、野球部も成績を向上させており、市民全体の健康増進とパフォーマンス向上を目標に掲げる鳴門市もトップトレーナー招聘による成果を手にしたことになる。
イベントに参加した鳴門市在住のサッカー少年は「楽しかったし、すごくタメになりました。これからも続けていきたいです」と目を輝かせていた。
(THE ANSWER編集部)