鳴門市の子供にトレーニング指導 久保建英の恩師が感じる成長「心からの喜びです」
サッカー日本代表MF久保建英(ビジャレアル)らを長年指導するプロトレーナー、木場克己氏(COREトレSTUDIO)が29日、徳島県鳴門市のウズホールで小学生など子供を対象にしたトレーニング指導イベントを開催。鳴門市全体の健康増進とパフォーマンスアップという異例の取り組みに挑戦している。
「ケガしないカラダ作り」をテーマに3~12歳までの100人を指導
サッカー日本代表MF久保建英(ビジャレアル)らを長年指導するプロトレーナー、木場克己氏(COREトレSTUDIO)が29日、徳島県鳴門市のウズホールで小学生など子供を対象にしたトレーニング指導イベントを開催。鳴門市全体の健康増進とパフォーマンスアップという異例の取り組みに挑戦している。
「頭におにぎりをのせるイメージで! おにぎりを落とさないようにね」
マットの上での片足立ちの姿勢作りに悪戦苦闘する地元の子供たちに対して、木場氏は大きな声で呼びかけた。
トップアスリートのみならず、レアル・マドリードの下部組織で活躍する中井卓大ら育成年代の指導にも定評のある体幹トレーニングの第一人者は2018年から「鳴門市まちづくりアドバイザー」に就任。スポーツを通じた基礎体力アップや健康意識の向上に向けた活動を続けている。今回は「BOAT RACE鳴門」とスポーツクラブ「ルネサンス」との共同イベントで、「ケガをしないカラダ作り」をテーマに、3歳から12歳までの子供たち約100人を指導した。
「年齢問わず体力の低下が徳島県全体の改善点となる中、鳴門市では体力向上を全面的に取り組んでいます。まずはファンクショナルマットを使ってバランスをチェック。個々の動作分析や苦手な動作を把握しながらメニューを組み立てました」