ジェームズが激怒 “1082試合目の初退場”に米騒然「こんなの見たことがない」
米プロバスケットボールのNBAで、キャバリアーズのレブロン・ジェームズがプロ15年目で自身初の退場処分を受けた。28日(日本時間29日)のヒート戦の第3クォーターに2つのテクニカルファウルを取られた。温厚で知られる32歳の「キング」が通算1082試合目に訪れた退場劇に米メディアも続々速報。“歴史的瞬間”も動画付きで紹介され、ファンから「こんなの見たことない」「信じられない」と騒然としている。
ヒート戦で判定に猛抗議、32歳&15年目で初退場…米メディア速報&ファン騒然
米プロバスケットボールのNBAで、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズがプロ15年目で自身初の退場処分を受けた。28日(日本時間29日)のヒート戦の第3クォーターに2つのテクニカルファウルを取られた。温厚で知られる32歳の「キング」が通算1082試合目に訪れた退場劇に米メディアも続々速報。“歴史的瞬間”も動画付きで紹介され、ファンから「こんなの見たことない」「信じられない」と騒然としている。
「キング」にまさかの瞬間が訪れた。93-70と大きくリードした第3クォーターの残り2分だった。
ドリブルで攻め上がったジェームズは、ジャンプシュートを放つ直前、相手に体をぶつけられた。放ったシュートは外れたが、笛はなし。相手がリバウンドを取った次の瞬間だった。判定に納得がいかなかったジェームズは、サイドライン際にいた主審に大きなジャスチャーを見せながらにじり寄り、何やら大声で言葉を吐く素振りを見せた。
直後、主審はテクニカルファウルを宣告。それでも、ジェームズは引き下がらず、主審は2つめのテクニカルファウルを告げ、退場をコールしてしまった。騒然とする会場。ジェームズは納得いかなかったのか、怒りの形相で二言、三言、言葉を浴びせた。味方にたしなめられ、主審から離れたが、コートを横切って去りながら、何度も声を上げ、収まらない感情を爆発させていた。
6反則は過去にあるが、テクニカルファウルでは15年目で初の退場。NBAを代表するスターの“珍事”に米メディアも騒然となった。スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」は動画付きで“歴史的瞬間”を速報。映像を見ると、何度も不満の態度を見せたジェームズは悔しさを押し殺した表情で出て、最後はうつむきながらロッカーに戻っていく場面でまで収められている。