メイウェザーがウェイトレスに質問「それにはいくらかかるんだ」

　ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏（米国）のお金にまつわる豪快なエピソードが脚光を浴びている。飲食店のウェイトレスに約100万円のチップを支払い。英紙「ザ・サン」が、理由を交えて報じている。

「マネー（金の亡者）」の愛称に似合う話だ。同紙は「戦いだけじゃない。フロイド・メイウェザーが隠れてウェイトレスにチップとして1万ドル（約100万円）を渡した。彼女が手術を受けるために」の見出しで記事を掲載し、こうつづっている。

「ユーチューバーをマネジメントする会社を経営しているジョン・シャヒディ氏が、ポッドキャスト番組『インパルシブ』に出演した際に、10年前にLAでメイウェザーと会議を行ったあとの秘話を明かした」

　記事によると、メイウェザーはシャヒディ氏と軽食をしながら、今後のビジネス展開について話し合った。この時、ウェイトレスに「もし世界中のお金があったら、自分の生活を改善するためにどうするか」と質問。ウェイトレスは「自分の運動能力を上げるための手術を受けたい」と答えたという。

　さらに、メイウェザーが「それにはいくらかかるんだ」と質問すると、ウェイトレスは「6000ドルから7000ドル」と返答。すると、1試合で100億円を稼ぐとされていた男は、請求書のチップ欄に1万ドルを書き込んだという。

　女性の詳細は記されていないが、超高額のチップが支払われたようだ。メイウェザーは来年2月28日に東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本人と対戦予定。16日の正式発表を受け、英紙は過去の秘話を紹介しているようだ。