井上尚弥の標的WBCに急展開 王者ウーバーリがコロナ感染、ドネア次戦は暫定王座戦へ
どうなるバンタム級戦線、井上尚弥の相手候補は…
さらに記事では「ヤレンは、WBCがウーバーリを休養王者とし、ドネアとロドリゲスとの空位のバンタム級王座をかけた試合を準備すると語った」と説明。WBCが許可すれば、ドネア―ロドリゲス戦は暫定王座決定戦になる見込みだという。ウーバーリが回復した後については「(ヤレン氏が)ドネアとロドリゲスの勝者と戦う権利も主張した」としている。
WBC王座は、4団体統一を目指すWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)の標的の一つ。ウーバーリはコロナから回復後、ドネア―ロドリゲス戦の勝者との団体内統一戦を義務付けられることが基本線となる。ドネアとロドリゲスが予定通り12月に試合をすれば、ウーバーリ戦は春頃となるため、同じ時期に試合を組む見込みの井上は、残されたWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との対戦の可能性が高まりそうだ。
井上にはIBFの指名試合など他の選択肢も残されるが、今後のバンタム級戦線に注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)