ダルビッシュCY賞なるか MLBが直前評価、競うバウアー&デグロムを上回る指標とは?
ア・リーグはビーバー大本命、ダルビッシュはバウアーとの争いか
一方、前田は今季6勝(1敗)、防御率2.70、奪三振80。8月のツインズ戦では9回先頭打者に安打を許すまでノーヒット投球を見せた。今季ドジャースから移籍した右腕について、記事では「マエダは短縮シーズンの中でツインズが期待した効率的で一貫性のある投球をした」と評価している。
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1イニングあたり何人の走者を出したかを表す指標「WHIP」で前田は0.75をマーク。MLBによると、これは1900年以降ではペドロ・マルティネスが2000年に残した0.74に次ぐ歴代2位の数字だという。
また、MLBは「マエダはビーバーのように三振をどんどん奪うタイプではなく、打者を圧倒するタイプでもなかったが、ベースから離れるスライダーとチェンジアップを駆使して打者を抑えた。彼は全試合(11試合)最低でも5回を投げ、被安打は6本以内、失点も3失点以内に抑えた」と安定感ある投球を称賛している。
最終候補に残るだけでも凄いが、前田のア・リーグでは8勝1敗、防御率1.63、奪三振122と投手3冠を達成したビーバー(インディアンス)が受賞の大本命。ナ・リーグは防御率1.73で1位、奪三振100で2位のバウアー(レッズ)とダルビッシュの争いになるとみられるが、日本人初の快挙なるか注目だ。
(THE ANSWER編集部)