高速バックハンドブローでKO UFC“突然の一撃”に米再脚光「光のような速さだ」
米最大の総合格闘技「UFC」は14日(日本時間15日)、米ラスベガスにて「UFCファイトナイト・ラスベガス14」を開催する。ライト級のメインベントにはポール・フェルダー(米国)が登場するが、米メディアは2015年1月にフェルダーが決めたバックハンドブローの動画を公開。実況席も「Oh~!!」と驚きの声を上げるKO劇となっている。
週末登場のフェルダー、5年前のKO劇に米メディアが注目
米最大の総合格闘技「UFC」は14日(日本時間15日)、米ラスベガスにて「UFCファイトナイト・ラスベガス14」を開催する。ライト級のメインベントにはポール・フェルダー(米国)が登場するが、米メディアは2015年1月にフェルダーが決めたバックハンドブローの動画を公開。実況席も「Oh~!!」と驚きの声を上げるKO劇となっている。
想定外の攻撃を、閃光の如く放った。2回、打ち合っていたフェルダーが相手に背を向けた、次の瞬間だ。体を回転させ、右拳を外側に伸ばすようにして、相手の顔面にぶち込んだ。顔の側面を強く打たれたダニー・カスティーリョは背中からダウン。ぐったりとしてしまった。華麗な一発でレフェリーが試合をストップ。フェルダーのKO勝利が決まった。
実際のKOシーンを、米メディア「バーストゥール・スポーツ」の格闘技専門ツイッター「スピニンバックフィスト」が14日の試合に向けたPR動画として公開。「ポール・フィルダーから突然のスピニング・バックフィスト」と文面につづっている。
実況席も「Oh~!!」「完璧なタイミングでのショットだ」「彼はベストタイミング、ベストポジションを知っていた」などと興奮の声を上げた場面に対し、米ファンからは「光のような速さだ」などと反響が寄せられている。
ライト級7位の36歳フェルダーは、イスラム・マカチェフ(ロシア)が体調不良で14日の試合を欠場することになり、急遽代役としての出場が決定。元UFCウェルター級世界王者ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)