46秒瞬殺劇はラリアット!? ヘビー級元王者“疑惑のパンチ”に米異論「冗談でしょ?」
ボクシングの元WBA世界ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)が7日(日本時間8日)、米フロリダ州で行われたヘビー級10回戦でアレクサンダー・フローレス(米国)をわずか46秒で仕留めた。41歳のベテランが秒殺するシーンを米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」の公式SNSが動画付きで公開。「何これ!? 恐ろしい」なとど話題を呼んでいたが、パンチによるダメージではないのでは……という“疑惑”が浮上。米メディアは「二頭筋がフローレスの頭に当たり、キャンバスに倒れた」と“ラリアットKO”だと指摘している。
再起戦で圧勝したオルティス、KOパンチの正体は一体?
ボクシングの元WBA世界ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(キューバ)が7日(日本時間8日)、米フロリダ州で行われたヘビー級10回戦でアレクサンダー・フローレス(米国)をわずか46秒で仕留めた。41歳のベテランが秒殺するシーンを米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」の公式SNSが動画付きで公開。「何これ!? 恐ろしい」なとど話題を呼んでいたが、パンチによるダメージではないのでは……という“疑惑”が浮上。米メディアは「二頭筋がフローレスの頭に当たり、キャンバスに倒れた」と“ラリアットKO”だと指摘している。
左構えでジリジリとプレッシャーをかける元暫定王者オルティス。一気に距離を詰めて右のジャブをボディーに打ち込むと、フローレスはこらえられない。そのまま悶絶し、マットに崩れ落ちた。懸命に立ち上がろうとするが、足元がおぼつかない。レフェリーは試合続行不可能と判断し、試合をストップした。
見事なボディーフックによるKO劇かと思われたが、ある疑惑も浮上している。スポーツチャンネル「DAZN」が提供する米専門メディア「DAZN News US」は「ルイス・オルティスがアレクサンダー・フローレスを45秒でKO」との見出しで瞬殺劇を伝えているが、記事ではこうレポートしている。
「オルティスは試合開始から積極的。41歳は右フックを外した後すぐに、ジャブを2発打った。彼はフローレスを獲物を狙うように追跡し続け、ロープへ追い詰めた。オルティスは右フックをボディーに打ち込む。その際、オルティスのフローレスの二頭筋がフローレスの頭に当たり、キャンバスに倒れた。フローレスは立ち上がったものの、明らかに脚を怪我していた。フローレスが怪我していることを確認し、審判のトーマス・テイラーは試合を止めた」