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20歳西村優菜、6打差大逆転でプロ初V プラチナ世代2人目「想像以上のゴルフができた」

女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディースの最終日が1日、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)にて無観客で開催された。首位と6打差の3位で出た20歳新人・西村優菜(フリー)が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーとして大逆転でのツアー初優勝を果たした。

ツアー初優勝を果たした西村優菜【写真:Getty Images】
ツアー初優勝を果たした西村優菜【写真:Getty Images】

樋口久子・三菱電機レディース最終日

 女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディースの最終日が1日、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)にて無観客で開催された。首位と6打差の3位で出た20歳新人・西村優菜(フリー)が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーとして大逆転でのツアー初優勝を果たした。

 西村は2日目を終えて単独首位だった勝みなみ、申ジエとともに最終組でラウンド。前半で2つ伸ばすと、後半は14番から3連続バーディーを奪取。16番で10アンダーとして勝に並び、最終18番もバーディーで締めて6打差を大逆転。ツアー初Vを達成し、白いブレザー姿で臨んだホールアウト後のオンライン会見では喜びを語った。

「想像以上のゴルフができて、優勝できてうれしい。(首位と)凄い差があったので、まずはトップ3に入ることを目標にラウンドしていた。14番で2打差になったので、そこから優勝目指して頑張ろうという気持ちだった」

 前戦の富士通レディースでは4位タイ。9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯では3日目を首位で終えながら、最終日に4つスコアを落として7位に終わっていた。

「14番から最終までは緊張感もあったし、その中で強い気持ちでプレーできたのは日本女子プロ選手権があったから。(当時は)守りに入ってしまった部分もあったので、次に上位争いをしたときは攻める気持ちを大事にプレーしようと思っていた」と経験を活かした優勝だった。

 安田祐香、古江彩佳らと同じ2000年度生まれのプラチナ世代と称される学年。昨年11月にプロテストに合格し、最終予選会は21位だった。この世代では、古江に続く2人目のツアー優勝だ。

「(古江の優勝で)すごい刺激になったというか、優勝とか上位で争えるようになりたいと思っていた。彼女の優勝はすごくうれしかったけど『自分も頑張らないとな』という良い刺激になっていた。その刺激が良い風に繋がったというか、良い環境で出来ていると思う」と切磋琢磨の関係にある同年代の選手に感謝していた。

(THE ANSWER編集部)


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