井上尚弥の「オッズ1.08倍は笑えてくる」 米記者が早期KO予想「4回以降に行かない」
井上の実力を高く評価「観客が敗者に同情して顔をしかめるまで…」
数々の敵を葬り去ってきた必殺のボディーに注目。安全圏から飛んでくる危険なパンチを紹介している。さらに「もしも典型的なイノウエの相手が最初の3分間にボロボロにならなければ、モンスターの超自然的にミックスされたスピードとタイミング、動き、そして正確さが、少なくとも彼らのゲームプランを壊し、圧倒された相手を守備一辺倒で必死にさせる」と解説。スピードやパワーなど、多くの要素を兼ね備えた井上を称賛し、こう続けた。
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「そこからはイノウエが完全にコントロールする。そして、観客が敗者に同情して顔をしかめるまで、正しいコンビネーションを選択し、意のままにそれらを操るだけだ」
井上は、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちして以来の試合。同記者は「これが、ドネアとのドラマチックな試合からは程遠いものになるはずの、土曜のマロニー戦について明かせる最大限のことだ。イノウエに対し、WBSS初戦でロドリゲスに敗れたオーストラリア出身のマロニーのオッズは現在、1.08倍と笑えてくるほどだ」とつづった。
記事内ではどこのブックメーカーなのかは書かれていないが、英大手「ウィリアムヒル」では日本時間31日時点で井上1.08倍、マロニー7.00倍となっている。決戦まであとわずか。米記者も日本のモンスターに注目しているようだ。
(THE ANSWER編集部)