女子GPファイナルへの切符は残り1つ 暫定6位の樋口新葉、初の大舞台出場への条件は
ツルスカヤかワグナーが2位以下の場合、樋口はGPファイナル出場に望み
両者とも出場した大会で3位となり、現在のポイントは11。どちらかが優勝して15ポイントを獲得すると、トータル26ポイントまで伸びるため、GPファイナル最後の枠に滑り込み、樋口は涙を呑むことになる。
一方で、ツルスカヤとワグナー以外の選手が優勝した上でどちらかが2位に入った場合は、24ポイントで並び、出場した2大会の合計得点での勝負となる。419.69点の樋口との差はツルスカヤが209.5点、ワグナーが235.75点。両者のショートプログラム、フリーの合計点がこれを下回れば、樋口がラスト1枠を手にすることができる。
メドベージェワが右足中足骨の骨折を発表し、出場に不透明な部分があるものの、いずれにしても限られた可能性に懸けるしかない状況だ。2000-01シーズン以来となる日本女子勢がGPファイナルに進出できない事態を回避できるか。スケートアメリカのツルスカヤとワグナーの演技と結果に注目が集まる。