123億円VS123億円!? ウッズ、異次元“賞金王争い”に米注目「フェデラーを追う」
男子ゴルフの元世界ランク1位、タイガー・ウッズ(米国)が30日開幕のヒーロー・ワールドチャレンジで公式戦に復帰する。今年2月のツアー出場以来、腰痛の手術などにより戦線離脱中に失ったものの一つが、アスリートの生涯獲得賞金NO1の座。米メディアは「彼は今ロジャー・フェデラーの背中を追っている」と注目している。
公式戦復帰のウッズ、離脱中にテニス界の英雄がスポーツ界の生涯獲得賞金1位を逆転
男子ゴルフの元世界ランク1位、タイガー・ウッズ(米国)が30日開幕のヒーロー・ワールドチャレンジで公式戦に復帰する。今年2月のツアー出場以来、腰痛の手術などにより戦線離脱中に失ったものの一つが、アスリートの生涯獲得賞金NO1の座。米メディアは「彼は今ロジャー・フェデラーの背中を追っている」と注目している。
「タイガー・ウッズはスポーツ界のランキングでトップの座を失った―今の時点では」と見出しを打って特集したのは、米ゴルフ専門メディア「ゴルフダイジェスト」だ。
ウッズは今年2月のツアー出場以来、腰痛の手術などにより戦線を離脱。その間にテニス界のレジェンド、フェデラーは36歳となっても衰え知らずで勝ち続け、今月のATPツアーファイナルで生涯獲得賞金が1億1023万5682ドル(約123億4640万円)に到達し、歴代1位だったウッズの1億1006万1012ドル(約123億2600万円)を逆転したことを米経済誌「フォーブス」が伝えていた。
記事は、これを受け「彼は今、ロジャー・フェデラーの背中を追っている」と紹介。近年、ゴルフ界のレジェンドは“上積み”が少ないことを指摘している。
「1億1006万1012ドルをこれまでに獲得しているウッズだが、過去数年は故障に苦しんでいる。2013年にはPGAの『ツアー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』にも輝き、850万ドル(約9億5700万円)以上を稼ぎ出したが、それ以降では55万6773ドル(約6270万円)のみとなっている」
しかし、本格復帰すれば、異次元の“賞金王レース”が繰り広げられることになる。