自転車レースでバイクと接触 骨折の世界王者に海外「不注意運転だ」「過失は明らか」
自転車のUCIワールドツアー「ロンド・ファン・フラーンデレン」が現地時間18日にベルギーで開催され、マチュー・ファンデルプール(オランダ)が初優勝を飾った。この大会で、世界王者のジュリアン・アラフィリップ(フランス)がレース中、コース脇を走行していたバイクに激突。右腕を骨折する大けがを負った。実際の動画を海外メディアが公開。アラフィリップの不注意が原因であるように見えることから、「不注意運転だ」「過失は明らか」などと海外ファンから指摘されている。
アラフィリップがコース脇のバイクを避けられず激突、転倒
自転車のUCIワールドツアー「ロンド・ファン・フラーンデレン」が現地時間18日にベルギーで開催され、マチュー・ファンデルプール(オランダ)が初優勝を飾った。この大会で、世界王者のジュリアン・アラフィリップ(フランス)がレース中、コース脇を走行していたバイクに激突。右腕を骨折する大けがを負った。実際の動画を海外メディアが公開。アラフィリップの不注意が原因であるように見えることから、「不注意運転だ」「過失は明らか」などと海外ファンから指摘されている。
一瞬の出来事だった。残り35キロ地点、先頭を争っていたアラフィリップ。優勝したファンデルプールらの後方にピタリとつけていたが、コース脇を走っていたバイクを他の選手が避けていく中で事故が起きた。バイクの存在に気付くのが遅れたアラフィリップは、右腕をドライバーにぶつけてバランスを崩した。前方に1回転するようにして転倒。アスファルトに強く体を打ち付けたのだった。
実際の動画を、世界最大級のサイクリングチャンネル「グローバルサイクリングネットワーク」公式ツイッターが公開。また、AP通信も「ファンデルプールがフラーンデレンツアーを制する。アラフィリップはバイクに激突」との見出しで接触について記事を掲載している。
AP通信によると、「アラフィリップはバイクに腕がぶつかり、自転車から振り落とされてしまい、地面で倒れ込みながら叫んだ。メディカルスタッフが彼のところへ駆けつけ、その場に座った。意識はあるようだった」と伝えている。また、チームの声明によると、アラフィリップは右腕の2か所を骨折し、手術を受けるという。
優勝争い中に生まれてしまった接触に、海外ファンからは「アラフィリップに過失があったこと明らかだ」「100%ライダーのミス」「バイクは悪くないね」「これには驚いた」「アラフィリップはもっと注意を払うべきだった」「彼は良い選手だが、不注意運転が欠点だった」「自転車はどこに行ったんだ?」などとコメントが寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)