冷めない「11秒の衝撃」― 一撃失神に海外ファンも唖然「最速ノックアウトマンだ」
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチは、王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)がシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)にタイトル戦史上最速の11秒でKO勝ち。衝撃の瞬殺を仏メディア「レキップ・チャンネル」が「ゾラニ・テテが迅速なKO勝ち」と動画付きで紹介するなど話題を呼んでいたが、世界のファンも「まさに野獣だ」「興奮はいまだに冷めない」「最速ノックアウトマン」と驚嘆している。
世界最速の「11秒のKO劇」、海外ファンも反響「まさに野獣だ」「興奮はいまだ冷めない」
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチは、王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)がシボニソ・ゴニャ(南アフリカ)にタイトル戦史上最速の11秒でKO勝ち。衝撃の瞬殺を仏メディア「レキップ・チャンネル」が「ゾラニ・テテが迅速なKO勝ち」と動画付きで紹介するなど話題を呼んでいたが、世界のファンも「まさに野獣だ」「興奮はいまだに冷めない」「最速ノックアウトマン」と驚嘆している。
あの衝撃は、いまだ冷めないようだ。海外のファンにも興奮は広がっている。
事件は18日の試合で起きた。WBOタイトル戦。1回だった。試合開始のゴングが鳴る。王者テテは右手で十字を切り、中央に歩み寄った。そして、ファンの心も準備もまだできない、開始5秒。ゴニャの右ジャブを軽くいなした次の瞬間、一瞬の隙を突き、強烈な右フックを顎に見舞った。
すると、ゴニャは仰向けに倒れ、焦点を失った目で失神。レフェリーが確認に入ると、続行不可能と判断し、KO勝ちが下った。時計は残り2分49秒。すなわち開始11秒でKOが成立した瞬間だった。この日、最初のパンチで試合は決着。コーナーに戻っていたテテは表情一つ変えず、汗すらかかず、涼しげな表情。リングに飛び込み、抱擁を交わした陣営の方がむしろ大興奮だった。
目を離していたら見逃してしまう11秒のKO劇。「レキップ・チャンネル」は「ゾラニ・テテがシボニソ・ゴニャに迅速なKO勝ち」と公式ツイッターに動画付きで紹介し、海外メディアも「衝撃的な世界新記録」「獣のような11秒のKO劇」などと各国がこぞって取り上げていた。