[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

14歳ワリエワが16歳トルソワにもう肉薄 ロシア杯準Vに識者絶賛「SPは芸術作品だ」

フィギュアスケートのロシア杯第2戦がモスクワで開催され、11日の女子フリーで昨季の世界ジュニア女王カミラ・ワリエワは148.60点をマーク。合計233.70点として2位となった。シニアの16歳アレクサンドラ・トルソワ(ともにロシア)に逆転優勝を許したものの、ショートプログラム(SP)では首位に立つなど肉薄。ポテンシャルを見せつけた14歳について、母国の識者は「本物の芸術作品」「大きな将来性がある」などと語っている。

カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】
カミラ・ワリエワ【写真:Getty Images】

ロシア杯第2戦はトルソワに次ぐ2位、タラソワ氏らも評価

 フィギュアスケートのロシア杯第2戦がモスクワで開催され、11日の女子フリーで昨季の世界ジュニア女王カミラ・ワリエワは148.60点をマーク。合計233.70点として2位となった。シニアの16歳アレクサンドラ・トルソワ(ともにロシア)に逆転優勝を許したものの、ショートプログラム(SP)では首位に立つなど肉薄。ポテンシャルを見せつけた14歳について、母国の識者は「本物の芸術作品」「大きな将来性がある」などと語っている。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 SPでは圧巻の演技を見せた。冒頭の3回転フリップなど、ジャンプは華麗に次々と成功。スピン、ステップでもレベル4を獲得し、85.10点で首位に立った。しかし、4回転―2回転のトウループを成功させるなどしたフリーでは全体3位で優勝を逃したものの、昨季シニアでグランプリ(GP)シリーズで連勝し、合計240.59点で優勝したワリエワに次ぐ2位。上位3人が合計230点超えで4位以下を30点以上引き離した。

 ロシアメディア「championat.com」は、ワリエワの演技について重鎮タチアナ・タラソワ氏が国営放送の中継で語った内容を紹介。首位に立ったSPの演技については「素晴らしい。本物の芸術作品です。SPではなく、何かの歌のようです。まったくの驚きです」と絶賛している。

 同氏が特に褒め称えたのが、曲目との調和だった。「音楽の選択は素晴らしく、その演技はすべてが心からのもので、軽快で見事でした」と評価。ワリエワは名伯楽トゥトベリーゼ氏から教えを受けているが、「すべてを吸収しています。このようなプログラムはあっという間に終わってしまいますが、長く人々の心に残るものです」とタラソワ氏は心奪われているようだった。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集