ザギトワ逆転V 「これ以上ありえない」完璧フリーに大絶賛「五輪メダルに相応しい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フランス杯は18日(日本時間19日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が世界歴代2位の自己ベスト151.34点をマークし、合計213.80点で逆転優勝。中国杯のシニアGPデビューから2連勝でGPファイナル進出を決めた。“美しき新星”の圧巻フリーに対し、海外メディアは「完璧でこれ以上はありえない」「五輪メダルにふさわしい」と絶賛の嵐となっている。
GPフランス杯、フリー世界歴代2位の自己ベスト151.34点で逆転V…海外メディア絶賛の嵐
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦・フランス杯は18日(日本時間19日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が世界歴代2位の自己ベスト151.34点をマークし、合計213.80点で逆転優勝。中国杯のシニアGPデビューから2連勝でGPファイナル進出を決めた。“美しき新星”の圧巻フリーに対し、海外メディアは「完璧でこれ以上はありえない」「五輪メダルにふさわしい」と絶賛の嵐となっている。
この新星の勢いはとどまることを知らない。ザギトワが圧巻の逆転劇で連勝を決めた。鮮やかな赤の衣装をまとい、「ドン・キホーテ」を舞った。前半はいつものように美しいステップ、スピンで魅了。そして、3連続を含め、後半に固めたジャンプをすべて着氷させた。15歳とは思えない演技で演じ切るも、リラックマが投げ込まれて喜ぶ姿は少女そのものだった。
得点は世界歴代2位となる151.34点の高得点。SP1位のケイトリン・オズモンド(カナダ)、3位の白岩優奈(関大KFSC)、4位の三原舞依らをごぼう抜きで見事に逆転勝利を飾った。SPはミスが続き、5位と出遅れたが、GPシリーズ連勝。SP4位から逆転した中国杯の再現でGPファイナル進出を決めた。快進撃に対し、海外メディアも賛辞を惜しまずに送っている。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「ザギトワがGP2つ目の金メダルを引き寄せた」と見出しを打ち、書き出しで「彼女は再びやってのけた!」と興奮気味に記述。「ザギトワは完璧でこれ以上はありえないようなパフォーマンスを届けた」と圧巻の演技を絶賛している。