凱旋門賞連覇の女傑エネイブルが引退 陣営が正式発表と英紙報道
競馬で凱旋門賞連覇を果たしたエネイブル(牝6・英国)が引退することが12日、決まった。管理するジョン・ゴスデン調教師が明かした。英紙「レーシングポスト」が報じている。
凱旋門賞6着がラストラン
競馬で凱旋門賞連覇を果たしたエネイブル(牝6・英国)が引退することが12日、決まった。管理するジョン・ゴスデン調教師が明かした。英紙「レーシングポスト」が報じている。
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2016年11月にデビューしたエネイブルは3戦目の英オークスでG1初制覇。G1・5連勝で2017年の凱旋門賞を制すると、翌年の凱旋門賞で連覇を達成。3連覇のかかった昨年は2着に敗れ、3連覇は逃した。6歳となる今シーズンも現役を続け、3勝目を目指した4日の凱旋門賞で6着に敗れたのがラストランとなった。
同紙によると、ゴスデン調教師は「エネイブルは並外れたキャリアを経て、幸せな引退をしました。クレアヘブン調教場のスタッフ全員が、過去5年間彼女と一緒にいられたことは非常に幸運であったと思っています。そして彼女の強い個性と能力に感謝しています」と話しているという。
エネイブルは通算19戦15勝。凱旋門賞を2度制した以外に、英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS3勝、ヨークシャーオークス2勝、ブリーダーズCターフ、エクリプスSとG1、11勝を挙げている。
(THE ANSWER編集部)