衝撃の“バックスピンキック”が700万再生大反響 UFC代表も驚愕「これはクレイジー」
米国の総合格闘技「UFC」で「KO・オブ・ザ・イヤー」級の衝撃KOが生まれた。10日(日本時間11日)、UAEのアブダビで開催された「ファイトナイト」、ミドル級の一戦でホアキン・バックリー(米国)が相手に足を掴まれた状態から逆の足で廻し蹴り。相手を失神させる衝撃シーンをUFCが動画付きで公開し反響を呼んでいたが、代表のダナ・ホワイト氏も「これはクレイジー」と驚いている。
衝撃KOのバックリー「試合の中で打ち込めたのは初めてだった」
米国の総合格闘技「UFC」で「KO・オブ・ザ・イヤー」級の衝撃KOが生まれた。10日(日本時間11日)、UAEのアブダビで開催された「ファイトナイト」、ミドル級の一戦でホアキン・バックリー(米国)が相手に足を掴まれた状態から逆の足で廻し蹴り。相手を失神させる衝撃シーンをUFCが動画付きで公開し、反響を呼んでいたが、代表のダナ・ホワイト氏も「これはクレイジー」と驚いている。
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まさかの体勢から繰り出された、必殺の一撃だった。2ラウンド、8戦無敗のインパ・カサンガネイ(米国)と対峙したバックリー。自身の繰り出した左のミドルキックは相手に掴まれてしまう。さぁここからどうする――と思った次の瞬間、衝撃のシーンがやってきた。
左足を預けたまま、一瞬背中を見せるようにして体を鋭くひねりながら、右足で豪快な廻し蹴り。顔面にクリーンヒットさせると、もろに被弾したカサンガネイは瞬間的に意識を断たれたのか硬直したまま仰向けに倒れ込んだ。レフェリーはすぐに試合をストップした。
戦慄のKOシーンを、UFC公式ツイッターが「UFC史上最もアンビリーバブルなKO」と紹介すると、動画は700万回を超えて再生させるなど大反響。鮮やかなKOに海外ファンからは「KO・オブ・ザ・イヤー…史上ベスト5に入るかもしれない」などとコメントがつけられていたが、驚いているのはファンだけではない。
米ヤフースポーツによると、KOシーンを目の当たりにしたホワイト氏は「彼のようなことをやるには運動能力が必要だ。これはクレイジーなことだ」と述べた。さらに「今すぐ彼にボーナスを与えるべきなのではないか」と特別ボーナスの支給も検討しているようだ。
UFC2戦目で、衝撃的な初勝利を飾ったバックリーも「(相手を)倒すために訓練してきたが、試合の中で打ち込めたのは初めてだった」と話している。MMAでは2試合ぶりの11勝目を挙げた26歳は一躍脚光を浴びる存在になった。
(THE ANSWER編集部)