最強左腕カーショー、落差161cmの“急降下カーブ”に米驚愕「宇宙で見られる軌道だ」
米大リーグのプレーオフ地区シリーズ第2戦は7日(日本時間8日)、ドジャースがパドレスに6-5で競り勝ち、2連勝。ステージ突破へ、王手をかけたが、原動力となったのはエースのクレイトン・カーショー投手の6回3失点の力投だった。5回には宝刀カーブで見逃し三振を奪取。これを米記者が落差63.6インチ(約161.5センチ)だったと紹介し、ファンを「小さい選手の身長くらいある」「宇宙で見られるような軌道」と驚かせている。
5回に見逃し三振を奪った宝刀カーブが話題、米記者「63.6インチの落差」
米大リーグのプレーオフ地区シリーズ第2戦は7日(日本時間8日)、ドジャースがパドレスに6-5で競り勝ち、2連勝。ステージ突破へ、王手をかけたが、原動力となったのはエースのクレイトン・カーショー投手の6回3失点の力投だった。5回には宝刀カーブで見逃し三振を奪取。これを米記者が落差63.6インチ(約161.5センチ)だったと紹介し、ファンを「小さい選手の身長くらいある」「宇宙で見られるような軌道」と驚かせている。
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あまりの落差にバットが出なかった。4-1とリードした5回1死の場面だ。カウント1-2から4球目、左打者グリシャムに対し、カーショーが決め球に選択したのはカーブだった。193センチの長身から腕を振り下ろし、投じられた白球は高く浮き上がるように軌道を描く。そして、打者の手元で急ブレーキがかかったように“落下”。ほぼド真ん中に決まったが、グリシャムは全く反応できなかった。
圧巻の見逃し三振の瞬間を米名物セレブのロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに投稿。これに対し、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者が「63.6インチの落差。横の変化はわずか3.6インチ」と解説をつけて返信した。63.6インチは約161.5センチ、3.6インチは約9.1センチ。いかに最高到達点からの落下具合が大きいが見て取れる。
動画を目の当たりにした米ファンからは「小さな選手の身長くらいはあるぞ」「たった3.6インチ? 凄すぎる」「宇宙で見られるような軌道」「エグすぎる」「美しさそのもの」「これを打つのは不可能」などと驚きの声が上がっていた。6回3失点でプレーオフ通算11勝目を挙げたカーショー。「現役最強左腕」の名を欲しいままにするこの男はやはり頼りになる。
(THE ANSWER編集部)