ナダル、19歳の戦意を奪う 芸術的ロブに海外感嘆「美しい」「なんてロブだ」
男子テニスの世界ランク2位ラファエル・ナダル(スペイン)は現地時間6日、4大大会・全仏オープンのシングルス準々決勝で同75位ヤニック・シナー(イタリア)に7-6、6-4、6-1で勝利。4連覇へ向けて、4強進出を決めた。大会公式は19歳の新星に対して披露した芸術的なロブショットに脚光。海外ファンからは「美しい」「なんてロブだ」などと称賛が集まっている。
19歳シナー相手に披露したロブショットに大会公式が脚光
男子テニスの世界ランク2位ラファエル・ナダル(スペイン)は現地時間6日、4大大会・全仏オープンのシングルス準々決勝で同75位ヤニック・シナー(イタリア)に7-6、6-4、6-1で勝利。4連覇へ向けて、4強進出を決めた。大会公式は19歳の新星に対して披露した芸術的なロブショットに脚光。海外ファンからは「美しい」「なんてロブだ」などと称賛が集まっている。
若い相手にナダルが巧みな技を見せつけた。2-0とリードした第3セット、第4ゲームだ。ナダルのサービスからロングラリーが続く。ナダルのバックハンドがやや甘くなったところで、シナーが前に出て鋭角にボレーを放った。
だがこれに対してナダルは追いつくと、バックハンドでロブショットを放つ。ふわりとしたボールはシナーの頭を越え、ラインぎりぎりの絶妙な場所へポトリ。19歳はすぐに追いかけるのを諦めた。
ナダルの技巧がつまったロブを大会公式ツイッターは「ラファは順調…」とつづって脚光。すると海外のテニスファンは「美しい」「ブラボー」「キング・オブ・クレー」「なんてロブだ」「クレーの王様万歳」「多分テニス史上最も難しい挑戦だ。(コート・フィリップ)シャトリエでラファと対戦するのは」などと感嘆を漏らしている。
結局、第3セットは6-1と圧倒。ナダルは9日の準決勝で世界ランク14位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)