「ダルビッシュにお礼を言う時間がきた」 指揮官も最敬礼「彼の監督で誇りに思う」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発。7回途中5安打2失点と好投しながらも、打線の援護なくチームは完封負け。ポストシーズン敗退が決まった。早過ぎる終戦となったが、地元紙は「ダルビッシュにお礼を言う時間がきた」と最敬礼。ロス監督も「どんな言葉を並べても足りない」と話している。
サイ・ヤング賞級の活躍に地元紙「彼の成し遂げたことを忘れるわけにはいかない」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発。7回途中5安打2失点と好投しながらも、打線の援護なくチームは完封負け。ポストシーズン敗退が決まった。早過ぎる終戦となったが、地元紙は「ダルビッシュにお礼を言う時間がきた」と最敬礼。ロス監督も「どんな言葉を並べても足りない」と話している。
確かな成果を残した2020年だった。ダルビッシュはレギュラーシーズンで8勝3敗。日本人初の最多勝に輝き、93奪三振(リーグ4位)、防御率2.01(リーグ2位)と文句なしの成績でサイ・ヤング賞の有力候補にも候補に挙げられている。
地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は「ダルビッシュにお礼を言う時間がきた。ユウ、あなたは成し遂げた」との見出しで特集。今季のダルビッシュに対し最大限の賛辞を送っている。
「金曜日のマーリンズ戦を含めて、今季のダルビッシュは13先発で11度のクオリティスタートを決めた。ナ・リーグのサイ・ヤング賞の受賞者が数週間以内に発表されるわけではないが、2020年にダルビッシュは成し遂げたことを忘れるわけにはいかない」
記事ではこう評し、今季の投球内容を振り返っている。さらにデビッド・ロス監督のダルビッシュへの評価も紹介している。