ダルビッシュ、終戦にも光る1球 超変化スライダーに米仰天「えげつない」「ヤバい」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発。7回途中5安打2失点と好投しながらも、打線の援護なくチームは完封負け。ポストシーズン敗退が決まった。それでもダルビッシュらしさは十分に発揮。投じた1球のスライダーにMLBが脚光を浴びせると、米ファンから称賛が集まっている。
4回、ピンチの場面でクーパーを打ち取ったスライダーにMLB脚光
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発。7回途中5安打2失点と好投しながらも、打線の援護なくチームは完封負け。ポストシーズン敗退が決まった。それでもダルビッシュらしさは十分に発揮。投じた1球のスライダーにMLBが脚光を浴びせると、米ファンから称賛が集まっている。
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多彩な変化球を操るダルビッシュだが、この日注目を浴びたのはスライダーだ。0-0の4回、2死三塁、クーパーに対してカウント2-2からの6球目だ。ピンチの場面で決め球に選んだ1球はストライクゾーンから外角のボールゾーンへ大きく変化。クーパーは精一杯腕を伸ばしたが、バットには当たらない。空振り三振に打ち取った。
MLBは公式インスタグラムに「えげつない」と一言だけ記し、この1球に脚光。米ファンからは「エグい!!」「めちゃヤバい」「とても良かったのに負けた。来年もカブスで会いましょう」と称賛が集まり、ほかにも「攻撃の援護がなければ勝てないよ」「絶不調の打撃陣がサイ・ヤング候補を援護しなかった。いい立ち上がりだったよ」と打線の不振を嘆く声も上がっている。
今季は8勝、防御率2.01、93奪三振をマーク。日本人初の最多勝に輝き、サイ・ヤング賞の有力候補にも挙げられている。早すぎるシーズン終了となったが、ダルビッシュの投球は最後まで大きなインパクトを残した。
(THE ANSWER編集部)