「奇跡だったよ」 ナダル、最終戦は「棄権」も前向き「今回、良かったことは…」
男子テニスのシーズン最終戦、ATPツアーファイナルズに出場していた世界ランク1位、ラファエル・ナダル(スペイン)は13日(日本時間14日)に行われたラウンドロビン初戦、ダビド・ゴフィン(ベルギー)に敗れ、試合後に大会棄権を発表。よもやの形でシーズンを終えたナダルだが、会見では来季開幕までに万全にすると誓った。英公共放送「BBC」が伝えている。
ATPツアーファイナルズ、ゴフィン戦に敗戦後に棄権「十分なパワー出せなかった」
男子テニスのシーズン最終戦、ATPツアーファイナルズに出場していた世界ランク1位、ラファエル・ナダル(スペイン)は13日(日本時間14日)に行われたラウンドロビン初戦、ダビド・ゴフィン(ベルギー)に敗れ、試合後に大会棄権を発表。よもやの形でシーズンを終えたナダルだが、会見では来季開幕までに万全にすると誓った。英公共放送「BBC」が伝えている。
ナダルが最後まで戦い抜けず、大会から姿を消した。
前戦のロレックス・パリ・マスターズを棄権するなど、膝の状態が心配されていた王者。ゴフィン戦は、第1セットを先取されながら、第2セットをしぶとく奪い返し、最終セットへ。しかし、最後は4-6で力尽きた。
記事によると、ナダルは約2時間半にわたる熱戦後の会見で「奇跡だったよ」と話し、こう続けたという。
「これでシーズンは終わり、オフ期間に入る。プレーできる準備にはない。自分は試合中、この試合がシーズン最後の試合で、大きなチャンスになるであろうことを理解しながらプレーしていた。それは痛みの問題だし、十分なパワーを出してプレーすることはできなかった」