羽生に日本語エール ブラウンが貫く“日本愛” 関西に居残り出没「おおきに!」
心優しい親日家、4月来日の際は児童滞在施設を訪問…日本人ファン生む要因に
ブラウンといえば、NHK杯のショートプログラム(SP)後のキスアンドクライで、右足の負傷で欠場した羽生に対し、「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!ジェーソン」と日本語で自筆のメッセージを掲げ、話題を呼んでいた。次の大会が近い選手はすでに帰国の途についているが、ブラウンは“居残り”で日本を満喫したかったようだ。
もともと親日家で心優しく、日本でも4月に世界国別対抗に出場した際、病気の子供とその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪れ、氷上に投げ込まれたぬいぐるみの一部をプレゼントするなど、社会貢献にも尽力。明るいキャラクターと美しいスケートのみならず、人格者としても日本に多くのファンを生む要因となっていた。
ブラウン自身は今後、平昌五輪を目指して戦っていく。話題を呼んだ日本のリンクで収穫を掴み、観光で心もリフレッシュ。メッセージを送った羽生とともに平昌の銀盤を舞うことを多くのファンも待ち望んでいる。