「最も珍しいKOパンチ」!? チャーロ弟、“戦慄の左”が米衝撃拡大「ユニークな一撃」
ボクシングの世界スーパーウエルター級3団体統一戦が26日(日本時間27日)、米コネチカット州アンカスビルで行われ、WBC王者のジャーメル・チャーロ(米国)がIBF&WBAスーパー王者ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)に8回KO勝ち。統一王者となった。左ジャブでボディーを打ちぬいた衝撃のKOシーンを米メディアが米スポーツチャンネル「ショータイムボクシング」が動画付きで紹介。ボディーへのジャブで倒すという規格外のシーンに米ファンからは驚きの声が上がっていたが、現地メディアからも「最も珍しいKOパンチ」などと紹介されている。
左ジャブ一発で相手を悶絶させる、規格外の破壊力を米メディアも報道
ボクシングの世界スーパーウエルター級3団体統一戦が26日(日本時間27日)、米コネチカット州アンカスビルで行われ、WBC王者のジャーメル・チャーロ(米国)がIBF&WBAスーパー王者ジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)に8回KO勝ち。統一王者となった。左ジャブでボディーを打ちぬいた衝撃のKOシーンを米メディアが米スポーツチャンネル「ショータイムボクシング」が動画付きで紹介。ボディーへのジャブで倒すという規格外のシーンに米ファンからは驚きの声が上がっていたが、現地メディアからも「最も珍しいKOパンチ」などと紹介されている。
規格外のパワーだ。8回、チャーロはガードを固めた相手のボディー目掛けて、左ジャブを打ちぬいた。次の瞬間、一撃を食らったロサリオは後ろ向きに大の字でダウン。勝利を確信したチャーロはガッツポーズだ。一方、ジャブとは思えない強打を食らったロサリオは悶絶。必死に立ち上がろうとするも、苦悶の表情で再度マットに倒れ、レフェリーが試合を止めた。
左のジャブで相手の戦意を喪失させる圧巻のKO劇。これに米スポーツ専門局「ESPN」は「最後の一撃は最も珍しいノックアウトパンチだった。ボディーへの左ジャブだ」と驚きをつづり、「突き刺すような一打」と表現している。
このパンチに至るまでのダメージも作用していたことは間違いないが、フィニッシュブローがジャブというのは珍しいケースなのは間違いない。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」も「ジャーメル・チャーロが8回開始から21秒にボディーへの左ジャブで、衝撃的にロザリオをノックアウト。メインイベントで主役の座を奪った」とレポート。米地元紙「ヒューストン・クロニクル」のマット・ヤング記者も自身のツイッターで「ジャーメル・チャーロがユニークな一撃をジェイソン・ロザリオにお見舞い」と評している。
この日は双子の兄ジャモールもWBC世界ミドル級タイトルマッチで勝利し、兄弟で世界戦勝利を飾っている。チャーロの戦績は34勝(18KO)1敗。
(THE ANSWER編集部)