日韓で屈辱、ドイツで歓喜… 涙のブッフォン、21年間に刻んだアズーリの輝き
サッカー・イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)が13日(日本時間14日)、代表引退を表明した。男泣きした主将は試合後、21年間まとってきた代表のユニホームを脱ぐことを明らかにした。
ロシアW杯出場逃し、代表引退表明…18歳デビュー、挫折と栄光を味わった39歳の歴史
サッカー・イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)が13日(日本時間14日)、代表引退を表明した。この日の18年ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ第2戦でスウェーデンと0-0で引き分け。2戦合計0-1で60年ぶりに本大会出場を逃した。男泣きした主将は試合後、21年間まとってきた代表のユニホームを脱ぐことを明らかにした。
カテナチオの最後の砦が、挫折と栄光を味わってきたアズーリのユニホームを脱ぐ。
ブッフォンは98年に18歳の若さで代表デビュー。W杯では98年のフランス大会は出場はなかったが、メンバーに初選出された。日本のファンに最も印象深かったのは、02年の日韓大会だろう。DFのマルディーニ、ネスタ、カンナバーロと最強の守備陣を形成し、初めてW杯のピッチに立った。
しかし、順調にグループリーグを突破した決勝トーナメント1回戦の韓国戦。大アウェーの中でPKを止めるなど躍動したが、試合終了間際に追いつかれ、最後は延長戦の末に敗退。不可解な判定もあり、ほろ苦いものとなった。ただ、その悔しさを4年後にぶつけた。