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4番打者が89kmナックルで奪三振 “ユルユル魔球”の敗戦処理に米驚愕「新エースだ」

米大リーグの試合で、野手が投じた55マイル(約89キロ)のナックルが注目を浴びている。通算217本塁打を誇るメッツのトッド・フレージャー内野手が18日(日本時間19日)、ブレーブス戦で13点ビハインドの9回に登板。揺れて落ちる“魔球”で見逃し三振を奪った動画をMLBが公開すると、米ファンから「最高の抑え」「新エースだ」と反響が寄せられている。

9回に登板したメッツのトッド・フレージャー【写真:AP】
9回に登板したメッツのトッド・フレージャー【写真:AP】

メッツのフレージャーが投じたナックルに反響「フィリーズにも欲しい」

 米大リーグの試合で、野手が投じた55マイル(約89キロ)のナックルが注目を浴びている。通算217本塁打を誇るメッツのトッド・フレージャー内野手が18日(日本時間19日)、ブレーブス戦で13点ビハインドの9回に登板。揺れて落ちる“魔球”で見逃し三振を奪った動画をMLBが公開すると、米ファンから「最高の抑え」「新エースだ」と反響が寄せられている。

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 野手がまさかの変化球を投げた。2-15の9回、「4番・三塁」で出場していたフレージャーがマウンドへ。1死で迎えた6番デュバルを1-2と追い込むと、4球目にはなんとナックルを披露。内角高めに揺れながら落ちた55マイルに面食らったのか、デュバルは見逃し三振を喫した。スローで見るとほぼ無回転でミットに収まっている。

 結局フレージャーは打者3人を無安打1奪三振と役目を果たした。実況も「オーマイガー!」と驚いた投球動画を、MLB公式ツイッターが「フレイジャー、ナックルボールで三振」と文面につづって公開。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」もツイッターで別の打者を中飛に打ち取る映像を公開した。

 通算217本塁打を誇る34歳が披露したナックル。米ファンからは「2020のサイ・ヤング賞」「メッツの新しいエースだ」「メッツのブルペンでは最高のピッチャー」「サイ・ヤング」「最高の抑えだ」「うちのほとんどの先発よりいいな」「フィリーズにも欲しい」などと反響が寄せられている。

(THE ANSWER編集部)

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