なぜ彼女は譲らなかったのか “無人ゴールの笑撃”は世界へ「その時、大惨事が!」
海外の女子サッカーで、GKを交わして目の前に無人のゴールがあるだけなのに味方同士でシュートを譲らずに交錯し、転倒。その隙にDFにボールを奪われ、得点機を逃すという悲劇をアジアメディアが動画付きで紹介し、話題を呼んでいたが、抱腹絶倒の笑撃は世界に拡大。「その時、大惨事が起きた!」「これこそ世紀の凡ミス?」と反響が広がっている。
女子欧州CLで起きた無人ゴール前の転倒劇、各国に反響拡大「これこそ世紀の凡ミス?」
海外の女子サッカーで、GKを交わして目の前に無人のゴールがあるだけなのに味方同士でシュートを譲らずに交錯し、転倒。その隙にDFにボールを奪われ、得点機を逃すという悲劇をアジアメディアが動画付きで紹介し、話題を呼んでいたが、抱腹絶倒の笑撃は世界に拡大。「その時、大惨事が起きた!」「これこそ世紀の凡ミス?」と反響が広がっている。
あの笑撃は世界に広がっている。前代未聞の珍事が生まれたのは、9日に行われた女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のギントラ(リトアニア)―バルセロナ(スペイン)の一戦だった。
0-3とリードされたギントラは後半21分、カウンターから決定機を演出。最終ライン裏へ前線3人が飛び出し、GKと3対1という状況になった。相手GKは意を決して飛び出したが、間一髪でクリアできず。混戦からGKも交わし、そのまま無人のエリアに侵入した。目の前にあるのは無人のゴールマウス。あとは蹴り込むだけ。誰もが反撃ゴールを確信した次の瞬間だった。
混戦から一番遠かった一人が急にボールに近寄った。しかし、GKともつれながら交わしたもう一人もスピードを緩めない。互いにゴールを狙い、シュートを打とうとしている。そして、悲劇が……。急に近寄った一人を、もう一人が後ろから押すような形になり、足がもつれて互いに前のめりに転倒。ボールはゴール前5メートルで転がってしまった。