[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

大坂なおみ「アザレンカは本当に強い相手」 歓喜の仰向けは「怪我したくなかったので」

テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。優勝スピーチでは落ち着いて喜びを語った。

優勝した大坂なおみ【写真:Getty Images】
優勝した大坂なおみ【写真:Getty Images】

アザレンカを破り3度目V、優勝スピーチで感謝伝える

 テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が世界ランク27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶりの優勝を飾った。優勝スピーチでは落ち着いて喜びを語った。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 最後は力強いショットで決めた。2時間に迫る最終局面、40-30、大坂のバックハンドに対してアザレンカのリターンがネットにかかった。その瞬間、思わず天を仰いだ。アザレンカと健闘をたたえ合い、そしてコートに寝っ転がった。涙はない。そして一息つくと、笑顔になった。充実感に浸った。

 優勝スピーチではまずアザレンカに対して感謝を伝えた。「本当に強い相手でした。私がもっと若い頃あなたがプレーする姿をみていました。ありがとうございました」とコメント。「チームのみんなに感謝します。みんな一緒に頑張ってくれた。大会関係者にも感謝したいと思います。母国で見てくれているみんなありがとう。家族にも感謝したいです」と感謝を続けた。

 最後、コートであおむけになったことについては「試合が終わった後、崩れ落ちる時がある。私は怪我したくないので、安全に寝転がりました」とジョークっぽく振り返り、にやりと笑った。決勝で第1セットを落とした選手は25年間優勝できなかったことを問われると、「ここは頑張り続けるしかないと思っていた」と力を込めた。

 今大会では人種差別への抗議の思いを込めたマスクを毎試合、着用。決勝では2014年に警察官の発砲を受けて死亡した当時12歳の黒人少年タミル・ライス君の名前が入ったマスクで入場。用意していた7枚をすべて披露した。「どんなメッセージを受け取ったかに興味がある。私はテニス業界の外の事は詳しくないですが、色々な人がこのことを話題にしてくれると嬉しいです」と感慨深い表情を浮かべていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集